”THEOはなにをしてくれるの?” from THEO Guide

THEO by Money Design
Letter from THEO
Published in
Aug 18, 2019

--

THEOは「おまかせ資産運用サービス」ですが、実際にどのように運用を行なっているか、もっと詳しく知りたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

THEOのWebサイトには、資産運用についてわかりやすく説明するコーナー「THEO Guide(テオ・ガイド)」https://guide.theo.blue/ があります。

今回は、THEO Guideの「THEOはなにをしてくれるの?」の記事より、THEOではどのような手順で取引が行なわれているか、実際のステップに沿って解説していきます。
これからの運用を検討中の方はもちろん、すでにTHEOで運用している方も、ぜひお読みください。

※この記事はTHEO Guideの記事を元に作成しています

まずは「ポートフォリオ診断」であなたの資産運用方針を設定

THEOではまず、「ポートフォリオ診断」を行います。お客様の年齢や資産状況などから、お客様の運用目的やリスクに対する許容度合いを推定し、一人ひとりに合わせた資産運用方針を設定します。THEOのポートフォリオの数は231通りもあります。

THEOは、お客さまの生活に本当に必要な運用を提供したいと思っています。 そこで、お客さまにとって必要と考えられる典型的な資産運用ニーズを3つに分類し、それぞれのニーズに応えるポートフォリオをつくりました。これを「機能ポートフォリオ」と呼んでいます。具体的には、グロース(株式中心)、インカム(債券中心)、インフレヘッジ(実物資産中心)という3つの機能ポートフォリオを組み合わせます。

グロースはその名の通り「値上がり益重視」で、給与などの定期的な労働収入があり長期的に資産形成をしたい、現役世代の人に多く組み入れることを推奨しています。

インカムは「安定性重視」で、低いリスクで安定した利益を得ながら、急に資産が減るようなリスクをとりたくない、退職世代の人に多く組み入れることを推奨しています。

最後のインフレヘッジは「インフレ対策重視」で、すでに多くの資産を持っている富裕層の方が、インフレにより資産額が減ることを避けるために組み入れることを推奨しています。

それぞれのニーズに合わせてこの3つをバランスよく組み合わせますが、このような目的別の機能ポートフォリオを組み入れているロボアドバイザーは現在ではTHEOだけ(※)です。

※主要ロボアドバイザー提供サービス(WealthNavi、楽ラップ、MSV LIFE、フォリオ)と比較(2018年11月30日時点で各社発表資料よりお金のデザイン調べ)

※図内シミュレーションの算出根拠はページ下部を参照

あとは口座開設をして入金するだけ。運用やメンテナンスは全部THEOにおまかせ

口座開設ののち、入金が行われると「為替交換」「ETF(上場投資信託)の購入」「リバランス」という手順で取引が執行されていきます。

この取引執行の仕組みには、実はお客さまにとって有利になるような技術が使われています。
THEO は、ユーザーの資産を日本円でお預かりしたのち、日本円を米ドルに「為替交換」して海外のETF を買い付けています。その際の為替レートには、実は銀行の店頭で表示されているよりも有利なレートが使用されているのです。

THEOならではのメリット。為替手数料0円!

一般的に、為替取引は「銀行間取引」と、一般の顧客向けの「対顧客取引」に分けられます。

「銀行間取引」とは、世界の金融機関同士で為替交換を行う「インターバンク市場(銀行間市場)」での取引であり、世界中の複数の金融機関が売値・買値を提示して、その中で最も有利なレート(買い手にとっては最も安い買値、売り手にとっては最も高い売値)で取引されています。銀行はインターバンク市場のレートを参考に、手数料を乗せて「対顧客取引」で示しており、個人がインターバンク市場で為替交換をすることは、難しいです。

THEOでは為替交換の際、インターバンク市場のレートで交換しており、その際にかかる為替手数料はTHEOで負担しています。そのため、例えば個人でETFを購入する際に為替手数料がかかる点と比較しても、お客さまにとって有利なお取り扱いとなっています。

自分でやるとめんどくさいし、手数料もかかる。毎月のリバランス機能

運用期間中は、毎月リバランスが行われています。リバランスとは、運用期間中、市場の動きによって変化してしまった投資配分を元に戻すことを言います。
お客様の目的や、保有している資産によって、次に何をどれくらい買うのか売るのかは変わってきます。一方、市場の価格は常に変動しています。市場をモニタリングしながら、最適な発注量を即座に計算しメンテナンスを行っているのです。

リバランスについては「リバランスがすごい」もご参照ください。

いかがだったでしょうか。THEOの運用についてさらにご理解いただけたのではないでしょうか。次回より、さらに詳しいTHEOの運用アルゴリズムについてご説明していきます。

※このグラフはシミュレーションされた過去のTHEOのパフォーマンス*1をベースに、未来のTHEOのパフォーマンスをシミュレーションしたものです。THEOの実際のパフォーマンスではありません。
※シミュレーションの対象のポートフォリオは、2018年7月時点で、35歳、就業中、金融資産500万円のユーザーのおまかせ運用のポートフォリオです。その資産配分はグロース59%、インカム30%、インフレヘッジ11%となっています。初回入金は30万円、毎月5万円の積立を10年間継続、リバランスは月次で実施、配当は権利落ち日に再投資、運用報酬(年率・税込み1.08%)は月次のリバランス時に控除との前提でシミュレーションされています。また、月次のリバランスにおいて目標ウエイトとの乖離がないことを前提に計算されています。なお、税金その他取引手数料等は控除されていませんのでご注意ください。
※想定される運用資産額の分布は、95.45%の確率(2標準偏差)で10年間のリターンが収まる範囲を示しています。期待リターンと共分散は2018年7月のものです。
※定期預金については、2018年8月8日日本銀行公表の10年定期預金(300万円未満)の平均年利率0.17を使用し、同じ利率が10年間継続したと仮定し、1か月複利、税金控除前で計算されています。なお、簡便な方法により計算しているため、結果は概算値であり、実際のお取引結果と異なる場合があります。
※これらは、将来の運用成果・市場環境を示唆・保証するものではありません。

*1 過去のパフォーマンスは、THEOの運用手法に基づき、組入れETFの過去の市場価格データ(市場価格データが入手不可の場合には、最適と考えられるインデックスデータで代替)を使用し、配当金再投資及び運用報酬(年率、税込1.08%)控除後の条件でシミュレーションしたものです。また、月次のリバランスにおいて目標ウエイトとの乖離がないことを前提に計算されています。なお、税金その他取引手数料等は控除されていません。

投資一任運用サービスTHEOに係る手数料等及びリスクについてhttps://theo.blue/policy/cost-risk
株式会社お金のデザイン
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2796号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会

© 2019 Money Design Co., Ltd.

--

--